賃貸でも自宅用サウナは置ける?確認箇所とおすすめのサウナをご紹介

賃貸にサウナは設置できる?後付け前に確認すべきこと&おすすめ自宅サウナ

サウナブームの到来により、自宅でもサウナを楽しむ人が増えています。自宅にサウナがあれば、いつでも好きなタイミングでサウナを楽しめるため、充実したサウナライフを送れるでしょう。

しかし、賃貸のマンションやアパートに、サウナを後付けできるのでしょうか?

今回は、賃貸でも自宅サウナを楽しみたい方に向けて、サウナを後付けする前に確認すべきことと、おすすめ自宅サウナをご紹介します。

賃貸でもサウナは設置できるの?

結論からいうと、ほとんどのケースで、賃貸物件でもサウナを設置することは可能です。

販売されている屋内型の家庭用サウナの多くが、基本的に壁や天井に穴を開けたり、大がかりな工事を行ったりする必要はありません。

移動させることも撤去することも可能なので、賃貸物件で必要となる「原状復帰」を行うことも可能です。

このような理由から、賃貸物件でもサウナを設置できるのです。ただし、賃貸住宅にサウナを設置する際には、確認しなければならないポイントがいくつかあります。

賃貸にサウナを設置する前に確認すべきこと

賃貸物件にサウナを設置する際には、事前に確認すべきポイントがたくさんあります。

下記の5つのポイントは、契約書などの書面でも確認が可能です。ただし、後々トラブルが生じることを避けるためにも、管理会社や管理組合などに直接問い合わせて確認することをおすすめします。

スペース

賃貸物件に限ったことではありませんが、自宅にサウナを設置する上でもっとも重要なポイントがスペースです。スペースが確保できなければ、当然ながらサウナを設置できません。

1人用のボックスタイプの家庭用サウナのサイズは、一般的にそれほど幅をとるものではありませんが、出入りすることも考慮して少し余裕を持ったサイズ感のものを選んでおくとよいでしょう。

賃貸のマンションの多くが、できる限り無駄を省いた部屋割りがされているため、サウナを設置する余裕がない場合もあります。スペースを測る際には、ドアの開閉まで考慮し、スペースが確保できるかをチェックしてください。

ストーブが使えるか

サウナのストーブには、「電気ストーブ」や「薪ストーブ」、「遠赤外線ストーブ」などさまざまな種類があります。自宅用サウナには、「電気ストーブ」か「遠赤外線ストーブ」が採用されていることが一般的です。

電気ストーブと遠赤外線ストーブは、どちらも電気で稼働しているため、コンセントさえあれば問題なく使用できます。ただし賃貸物件では、ストーブの使用に制限をかけている場合も少なくありません。

賃貸物件の中には、火事のリスクを懸念して、電気ストーブの使用を禁止している物件もあります。比較的温度が低い遠赤外線ストーブに対して、電気ストーブは温度が高くなるため、火事になりやすいからです。

電気ストーブを使用する自宅用サウナを設置する場合は、一度大家さんや管理会社に電気ストーブの使用が問題ないかを問い合わせるか、賃貸契約書を確認してみるようにしましょう。

重さ

ボックスサウナを設置する際に特に注意しなければならないのが、サウナの重さです。建築基準法では住宅床の耐荷重に制限が設けられており、「1m2当たり180kgに耐えられること」が基準とされています。

自宅用サウナとして一般的なボックスタイプの耐荷重は、一般的に1m2当たり100~150kgほどであるため、ほとんどのケースで問題はありません。しかし、同じサイズ・タイプのサウナでも製品によっては重さが異なり、サウナの附属品を加えると180kgを超えてしまうケースもあるため注意が必要です。

サウナの重みが原因で賃貸物件のトラブルが生じると、修繕費用が請求されてしまう場合もあるため、サイズや設置スペースだけではなく、サウナの総重量も確認しておくようにしましょう。

電圧や配線

ボックスタイプの自宅用サウナは一般的に、電気ストーブと遠赤外線ストーブどちらの場合でも、200Vのコンセントを使用することがほとんどです。「コンセントがない」「コンセントの電圧が低い」といった場合、追加で電気工事が必要となる場合があります。

ただし、賃貸物件では電気工事を許可していない物件も多いため、自宅用サウナを設置する際には確認が必要です。

自宅用サウナの中には、電気工事が必要ないものもあります。電気工事が不要のサウナについては、次の項目で詳しくご紹介します。

動線

自宅用サウナを設置する際には、動線を考慮することも大切です。不便な動線の場合、サウナを使うたびにストレスを感じてしまい、最悪の場合使わなくなってしまう恐れがあります。

サウナに簡単にアクセスでき、お風呂やシャワールーム、休憩スペースにスムーズに移動できる動線を確保しましょう。

退去時の対応

賃貸住宅に自宅用サウナを設置した際の退去時の対応も、設置する前に確認しておかなければならないポイントです。

退去時には設置した自宅用サウナを、次の引っ越し先に持って行くか処分するかを決めなければなりません。ただ、どちらにしても専門業者に依頼するのが賢明です。

設置したサウナを引っ越し先に持って行く場合は、サウナ販売店に相談し、取り外しから取り付けまでを行ってもらえないか一度相談してみましょう。万が一、「引っ越し先が遠方で対応することが難しい」という場合でも、おすすめの専門業者を教えてくれる場合があります。

サウナ販売店が対応してくれないからといって、自分で取り外しや取り付けを行うことは絶対にやめてください。専門知識や技術がない状態でサウナの分解・組み立てを無理に行おうとすると、サウナの壁・天井部分に隙間が生じて空間を温めることができなくなったり、破損につながったりしてしまう可能性があるからです。

せっかく購入したサウナが使えなくなってしまうため、費用がかかったとしても必ず専門業者に依頼することをおすすめします。

処分する場合は、小さめのボックスサウナであれば一人で分解できる場合もあります。コンセントから電源が抜けていることを確認した上で分解していき、廃品回収業者に引き取ってもらってください。

また、サウナを設置する際に電気工事を行った場合は、戻す必要があることも覚えておきましょう。

賃貸には電気工事が不要なサウナがおすすめ

賃貸には電気工事が不要なサウナがおすすめ

賃貸で自宅サウナを楽しむなら、電気工事が不要のサウナをおすすめします。電気工事なしでも利用できるサウナをご紹介します。

バイオ燃料ストーブサウナ

バイオ燃料ストーブとは、サトウキビやトウモロコシなどのバイオマスから作られる「バイオエタノール」を燃料にしているストーブです。環境に優しいため、エコフレンドリーなストーブとして注目を集めています。

バイオ燃料ストーブは電気工事が不要で、着火してからわずか5~10分後に利用できるスピーディーさが特徴です。完全燃焼できるバイオエタノールを使用しており、一酸化炭素が発生する心配がないため、安全かつ手軽に自宅でサウナを楽しめます。

電気式遠赤外線ストーブサウナ

比較的安価な自宅用サウナに採用されていることが多いのが、もっとも現代的なストーブともいえる電気式遠赤外線ストーブです。温度は50~60℃と低めですが、体だけを直接温めるため芯から温まります。

煙や蒸気が発生しないため、賃貸住宅でも設置しやすいでしょう。また、煙や蒸気が発生しない上、高温にもならないため、メンテナンスが非常に簡単です。

ただし温度が低く、ほどよい息苦しさや皮膚の熱さは感じられないため、高温サウナが好きな人には不向きです。

電気式対流ストーブサウナ

本格的な自宅用サウナで使われることが多いのが、80~100℃の高温になる電気式対流ストーブです。煙は発生しないため、賃貸住宅にも向いています。

ただし、200Vのコンセントを使用するものが多く、電気工事が必要となるため、事前に確認しなければなりません。手間もかからず温度調整しやすいことが特徴で、ロウリュができる製品もあります。

電気式対流ストーブの自宅用サウナは、消費電力が異なるさまざまな製品が販売されており、ヒーターの種類や温度設定によってコストが大きく異なります。購入する前にヒーターの電力と契約している電気料金の単価を確認し、一度計算してみることをおすすめします。

薪ストーブサウナ

もっとも本格的なサウナが、薪を燃やした火で温める薪ストーブサウナです。薪ストーブは煙が発生するため、自宅用サウナを含む屋内のサウナでは基本的には使われません。

火力の強さが特徴で、100℃以上の高温にすることも可能です。直接火を使う薪ストーブは電気工事が不要ですが、メンテナンスの手間と維持費がかかり、薪の保管場所も必要になります。

電気工事不要の自宅用サウナをお探しなら「IESAUNA」がおすすめ!

自宅サウナを手軽に楽しむなら、無煙サウナかつベランダにおける「IESAUNA」をおすすめします。

「IESAUNA」は、バイオエタノールを燃料としたバイオストーブですので、多額の費用がかかる電気工事が不要です。ロウリュもできますので、ご自宅で本格的なサウナを楽しめます。

ストーブとサウナテントのセットを購入すれば、すぐにサウナライフを満喫できるためおすすめです。

おうちサウナには、朝起きてからだを目覚めさせる「朝サウナ」や、疲れて帰った後の「夜サウナ」など、毎日自分の好きなタイミングで入れるメリットがあります。また、自分だけの空間で、自分だけの整いに集中できることも、おうちサウナの醍醐味です。

家庭用サウナの「IESAUNA」のある暮らしを始めてみませんか?

まとめ

賃貸のマンションやアパートに自宅サウナを設置する場合、近隣への配慮が必要です。バイオストーブのIESAUNAなら煙が出ないため、賃貸のベランダでおうちサウナを楽しめます。電気工事不要で、届いたらすぐに使えるIESAUNAで、家サ活を始めませんか?

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