皆さんは日本とフィンランドのサウナの違いをご存知でしょうか?同じサウナだから大きな違いはないと思われている方も多いかもしれません。
本記事では、日本で最もメジャーなドライサウナとフィンランド式サウナの違いをご紹介していきます。
温度と湿度
- 日本:温度は80〜100℃程度、湿度は10〜20%程度が一般的
- フィンランド:温度は70〜100℃程度、湿度は40〜70%程度が一般的
設備と道具
- 日本:電気ストーブが主流で、ロウリュ用の道具はあまり使われません
- フィンランド:電気ストーブとスモークサウナが併存し、ロウリュ用の道具が備えられています
施設の規模
- 日本:大規模な公衆サウナや銭湯が多いです
- フィンランド:家庭用サウナが普及しており、小規模な公共サウナも存在します
サウナ室の明るさ
- 日本:サウナ室の照明が比較的明るく、テレビがついている所も多いです
- フィンランド:テレビはなく、ベンチや段差の下に間接照明をつける程度の落ち着いた明るさが一般的です
フィンランド式サウナ最大の特徴
フィンランドのサウナでは、ベンチとストーブの高さの関係が重要です。足裏がサウナストーンの上に、または少なくとも同じ高さにくるように設計されており、足もしっかりと温まるようになっています。サウナストーンを床に埋めていたり、サウナ室の1階にサウナストーブ、2階にベンチを置くようなレイアウトが特徴的です。
おわりに
本記事では、日本とフィンランドのサウナの違いをご紹介しました。
本場の雰囲気を味わえる施設も日本に増えてきていますので、機会があれば体験してみてはいかがでしょうか。フィンランドのサウナ文化の奥深さを感じられるはずです。
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