自宅サウナには電気ストーブがおすすめ!選び方とメンテナンス

自宅サウナには電気ストーブがおすすめ!選び方とメンテナンス

自宅にサウナストーブを設置し、おうちサウナを楽しむ人が増えています。サウナストーブにはさまざまな種類がありますが、自宅サウナには電気ストーブがおすすめです。

電気ストーブには、「設置が簡単」「火を使わないので安全」「ランニングコストが安い」など、たくさんのメリットがあります。

ここでは、サウナストーブの選び方やメンテナンス方法から、設置の注意点やおすすめのストーブまで徹底解説します。

自宅サウナ用電気ストーブの選び方

自宅サウナ用の電気ストーブにはさまざまな種類があり、サウナ室の広さや必要な温度など、求める環境によって最適な電気ストーブが異なります。自分にぴったりの電気ストーブを見つけたい方必見の、電気ストーブの選び方をご紹介します。

1. サウナ室の大きさに合わせた出力で選ぶ

自宅サウナ用電気ストーブを選ぶ際に、まず考慮しなければならないのが、サウナ室の大きさです。適切な出力の電気ストーブを選ばないと、サウナが温まりにくかったり、逆に熱くなりすぎたりする可能性があります。

目安として、1m3当たり1kWの出力が必要とされています。IRORI サウナストーブの場合、2.7KW(2~4㎥)、6.0KW(6~9㎥)です。

・非断熱面積による加算
サウナ室の立方メートルの算出方法としては、ガラス窓のような非断熱面積が1m2の場合は、1.2m3の体積を加算して計算します。

例:サウナルームの体積が=6m3で非断熱面積が1m2の場合:6㎥+1.2㎥=7.2㎥

・バレルサウナによる加算
バレルサウナの場合は、断熱状況によって変動しますが、体積を1.5倍で計算します。

例:2m×1m×2m=4㎥のバレルサウナ:4㎥×1.5=6㎥

また、自宅用サウナはコンパクトなサイズが多いため、サウナ室内にストーブが収まるかも重要です。ストーブを置いたら座るスペースがほとんどない状態では、使い勝手がよくありません。

その他にも検討項目はございますので、お気軽にご相談ください。

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2. サウナの設置場所と希望する温度で選ぶ

次に、サウナの設置場所(屋内か屋外か)と、希望するサウナの温度(高温か低温か)を考慮しましょう。屋外に設置する場合は、気温の影響を受けやすいため、少し大きめの出力を選ぶのがおすすめです。また、高温サウナを好む方は、より大きな出力のストーブを選ぶとよいでしょう。

3. サウナストーンの量

低温サウナを楽しみたい方は、サウナストーンの量にも注目が必要です。ストーンの量が多いほど、じんわりと温まる湿度のあるサウナに適しています。サウナストーンが多いことによるデメリットは、サウナ室内が温まるまでの時間がかかることが挙げられますが、ロウリュの質(水蒸気の細かさ)やサウナ体験は向上します。

一方、カラカラドライの高温サウナを好む方は、ストーンの量は少なめでも問題ありません。

自宅サウナ用電気ストーブのメンテナンス

せっかく自宅にぴったりの電気ストーブを購入しても、メンテナンスを怠ってしまうと、故障や寿命の低下につながります。電気ストーブを長く安全に使うためには、以下の3つのポイントに注意しましょう。

1. サウナストーンの配置

サウナストーンは、ヒーターのエレメントが直接見えないように配置することが重要です。また、ストーン同士の間に隙間を作り、空気が通るようにしましょう。これにより、ストーブの過熱を防ぎ、ロウリュの効果も高められます。

そのため、サウナ室の設計においても、吸気口をストーブの下に設置することをおすすめします。

2. エレメントの交換

エレメントは消耗品です。エレメントに破損が見られる場合は、早めの交換をおすすめします。

1本だけ破損している場合でも、すべてのエレメントを交換することが賢明です。部分的な交換では、残りのエレメントに負荷がかかり、故障のリスクが高まるからです。

また、エレメントの故障はいつ起こっているか分からないことが少なくありません。その場合、1本が故障してからずっと残りのエレメントに強い負荷がかかるため、故障リスクが高まります。

3. サウナ室の換気とお手入れ

サウナ室内の空気を入れ替えるために、1時間に3~10回の換気を行いましょう。また、ロウリュの際にこぼれた水を排水するため、排水溝を設けることも大切です。

サウナ室の掃除には、専用のオイルやクレンザーを使用し、清潔に保ちましょう。

床や壁の汚れは、専用のクレンザーやブラシなどを使って取り除きます。また、電気ストーブのほこりや汚れは、固く絞った布で拭き取ってください、

定期的に電気ストーブやサウナベンチなどのネジが緩んでいないかもチェックし、ネジが緩んでいる場合はしっかりと締め直しておくことで、安心してサウナを楽しめます。

自宅サウナ用電気ストーブを設置する際の注意点

自宅サウナ用電気ストーブを設置する際の注意点

自宅サウナ用電気ストーブは多くの電力を使用するため、自宅に設置する際にはいくつか注意点があります。特に注意したい4つのポイントをご紹介します。

・電圧

サウナ室を高温にするためには大量の熱が必要になるため、自宅サウナ用電気ストーブを使う場合、200V以上の電圧が必要になることが一般的です。

一般家庭用の電圧は100Vですので、200V以上の電気ストーブを使うためには、電気工事が必要になります。100Vの電気ストーブも販売されていますが、種類が限られている上、かなり狭いサウナ室でなければサウナに適した高温の環境をつくることは難しいでしょう。

また電気ストーブを使うと電気の使用量が増えるため、設置を検討している自宅サウナ電気ストーブを含め家全体で必要な電力を見極めながら、電力会社と契約アンペアを変更する必要があります。目安は40~60Aです。

・電気回路

一般的に、自宅サウナ用電気ストーブの電源は室内に設置されているコンセントを使うのではなく、分電盤内に電気ストーブ専用のブレーカーを増設し、そこにコンセントを直接つなげます。

分電盤から電気ヒーターまで、新たに200Vの配線を引く配線工事を行うことで、電気ヒーターを使えるようになります。さらに漏電対策も必要で、漏電電流を検知する装置も設置しなければならないことも覚えておきましょう。

分電盤まで200Vの電力が供給されている場合は、分電盤から電気ヒーターまでの配線工事だけで済みます。一方、分電盤が古く200Vの電力を扱えない場合は、分電盤から電気ヒーターまでの配線工事に加えて、分電盤の交換も必要になります。

・配線

自宅用サウナの内部を通る配線は、高温に耐えられるものを使用しなければなりません。

例えば、「ケイ素ゴム絶縁の編組電線」は耐熱温度が150℃前後しかないため、自宅サウナ用電気ストーブ付近ではリスクが高くなります。そのため、自宅用サウナで使う場合は、コンクリートやモルタルを用いて1cm以上埋設したり、金属管工事を行ったりすることが求められます。

一方、「M1ケーブル」は耐熱温度が1,200℃を超えるため、埋設工事などは必要ありません。そのまま使えますが、価格が高いデメリットがあります。

既製品の自宅用サウナを購入する場合は、これらを考慮した配線が提供されますが、オリジナルのサウナを自作する場合には十分に注意しましょう。

・ロウリュ本体が十分に温まってから使う

自宅用サウナの設置を検討している方のほとんどが、ロウリュも楽しみたいと考えているでしょう。ロウリュには、サウナ以上に発汗作用を促し、血行促進や新陳代謝、デトックス効果、快眠効果が期待できるメリットがあります。

ロウリュでは、ストーブの上で温めたサウナストーンに水をかけ、サウナ室内に水蒸気を発生させます。電気ストーブを使ってロウリュを行う場合は、電気ストーブ本体がしっかり温まってから使用しましょう。本体が温まる前にサウナストーンに水をかけてしまうと、故障につながる恐れがあります。

ロウリュを行う際の故障は、電気ストーブのトラブルの中でも特に占める割合が高いため、しっかりと本体を温めてから使用することをおすすめします。

電気ストーブならIESAUNAオリジナルストーブ「IRORI」がおすすめ

「設置が簡単」「火を使わないので安全」「ランニングコストが安い」など、たくさんのメリットがある電気ストーブは、自宅サウナに最適です。

自宅用サウナの電気ストーブをお探しなら、IESAUNAオリジナルストーブの「IRORI」をおすすめします。

「IRORI」は、家庭用サウナのIESAUNAが培ってきた「良いサウナ」を形にした完全国産のサウナストーブです。ベンチャーのデザインと町工場の技術を融合させ、日本が誇る「モノづくり」の力を体現したサウナストーブを完成させました。

サウナ体験で重要な湿度にこだわった「IRORI」では、最大40Kgも積載できるサウナストーンにより、しっかりとしたロウリュが楽しめます。

おしゃれなデザインも「IRORI」の魅力です。北欧家具をイメージさせる、ムダを省いたシンプルなデザインは、どのようなサウナ室やサウナグッズにも馴染みます。

操作もシンプルで、電源のスイッチを入れたら、温度設定やタイマー機能を好みに応じて調整するだけです。

また、自宅用サウナに多い故障ばかりの安価な海外製品とは異なり、「IRORI」は完全国産のサウナストーブです。耐久性に優れているため、長く自宅でサウナライフを満喫できます。

電気工事が必要な場合は、「IRORI」提携業者の電気工事サービスのご提供も可能です。別途お見積りをさせていただきますので、お気軽にIESAUNAまでご相談ください。

まとめ:自宅でサウナを楽しむなら、取り扱いやすい電気ストーブがおすすめです。選び方とメンテナンス方法をしっかりと理解しておけば、自宅で快適なサウナライフを満喫できます。

家庭用サウナストーブの「IRORI」は、ロウリュも楽しめる自宅用サウナです。自分だけのプライベート空間で、いつでも好きなタイミングで整えます。

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