業務用サウナの選び方|形状別やタイプ別
業務用サウナを導入するにあたっては、さまざまな課題があります。
本記事では業務用サウナの選び方として、形状別からタイプ別、検討すべき課題までご紹介していきます。
業務用サウナの選び方|形状・用途別
業務用サウナの選び方として、形状・用途別にいくつかご紹介します。
施設サウナ(ホームサウナ)
施設サウナ(ホームサウナ)は屋内設置型のサウナであり、スイッチをいれるだけで気軽にサウナを楽しむことができます。
一般的には温泉施設や宿泊施設に設置されている施設サウナですが、最近では自宅に設置してホームサウナを楽しむ人も増えてきました。
バレルサウナ(サウナ小屋)
バレルサウナは、木で作られた樽型のサウナです。
天井部分が円形になっているため「ロウリュ」を行う際には、効率的に熱が循環し、心地の良い温度でサウナを楽しむことができます。
小屋のようなサウナであるため、自宅の庭や別荘などの屋外に設置することも可能です。
テントサウナ
テントサウナは持ち運びが可能であるため、屋外の河川敷やキャンプ場などさまざまな環境にも対応でき、自然の中でもサウナを楽しめるという魅力があります。
またテントサウナとしておすすめの「IESAUNA」は、サウナの設置やメンテナンスも簡単に行えるほか、無煙機構を実現した独自開発のバイオストーブを採用しているため事故・火災のリスクを防止して安心安全に使用できます。
https://iesauna.com/blogs/column/sauna-installationcost
(業務用サウナの設置費用はいくら?コストを抑える方法も解説)
業務用サウナの選び方|タイプ別
既製品・オーダーメイド
既製品として完成されたサウナを購入する場合、工事も簡単なもので導入可能です。
ただし既製品であるため、設置する場所によってサイズ・デザインに制限がある点には注意しましょう。
一方オーダーメイドであれば、サウナのサイズ・デザイン・機能などサウナの設計部分を比較的自由に決められます。
国内ブランド・海外ブランド
国内ブランドの場合、輸送距離が短いことから材料調達も比較的迅速で、納品期間の短縮やメンテナンスもスムーズに行われるという利点があります。
一方、サウナの海外ブランドも多く存在します。
海外ブランドサウナを購入する場合、国内にパーツの調達のしやすさや、国内に代理店があるのかについても確認しておくと安心です。
置き型タイプ・埋め込みタイプ
業務用サウナには、置き型タイプと埋め込みタイプの2つがあります。
置き型タイプ・埋め込みタイプの違いとしては、「移動・持ち運びが可能であるか」ということが挙げられます。
サウナを施設内に常設する場合は埋め込みタイプで問題ありませんが、イベントや季節によって屋外に移動させるといったことができません。
一方置き型タイプのものであれば、さまざまな利用形態に順応することができるでしょう。
業務用サウナの選び方|検討すべき課題
価格・付加価値
業務用サウナは販売メーカーによって価格が大きく変わります。
サウナ購入の際には製品自体の価格に加え、「そこに含まれているもの・含まれていないもの」を確認した上で、必要に応じてオプションを追加するようにしましょう。
またこれまでにない導入方法を検討することで、サウナの付加価値を高めることができます。
設置スペースなどの設備関連
サウナを導入する際、「施工担当の会社がサウナの建築技術・スキルを持っているか」という点にも着目しなければなりません。
とくにサウナは一般的な建築物とは少し異なった知識・技術が必要とされます。
サウナ設置に必要となる電源・給排水・面積に加え、メンテナンスの際の経路など、きちんと考えられたものであることが理想です。
施工会社を選ぶ際には、サウナと建築の両方に精通している会社を選ぶようにしましょう。
メンテナンス
サウナ導入前には、サウナの毎日のお手入れや消耗材交換といったメンテナンスに関する費用がどのくらいかかるのかもしっかりと検討しておきましょう。
それには、「サウナのメンテナンス内容はどのようなものになるのか」を把握しておく必要があります。
施工技術・設置サポート
サウナによってはそれぞれパーツの状態で納品される場合があり、施工・設置が分からず困っている方も多いです。
「自分で施工・設置を行うのは不安…」という方は、信頼のおける施工・設置サポートを行っている販売者からサウナを購入するようにしましょう。
法規制の遵守
サウナを設置する際に注意しておきたいことの一つに、「設置場所・利用目的に適した法規制の遵守」というものがあります。
サウナ導入の前段階から、法規制の確認・各種申請対応に関して知識がある専門家と連携しておくことをおすすめします。
おわりに
本記事では業務用サウナの選び方として、形状別からタイプ別、検討すべき課題までご紹介しました。
サウナブームに伴い、近年業務用サウナ導入の動きは活発になってきています。
業務用サウナを選ぶ際には価格やデザインだけを重視するのではなく、長期的な目線を持ち、設置場所・環境に合わせて何の要素が必要かを重要視するようにしましょう。