ロウリュのやりすぎは逆効果?|体感温度は上がるけど室温は下がる?正しいやり方とその仕組みを解説!

ロウリュのやりすぎは逆効果?|体感温度は上がるけど室温は下がる?正しいやり方とその仕組みを解説!

ロウリュの正しいやり方と注意点|体感温度は上がるけど室温は下がる?その仕組みを解説!

サウナストーンに水をかけてロウリュをしている様子

ロウリュとは?基本のおさらい

ロウリュとは、熱したサウナストーンに水をかけて蒸気を発生させ、湿度を一気に上げることで体感温度を上昇させるサウナの楽しみ方です。
もともとはフィンランド式サウナで行われていた伝統的な習慣で、最近では、サウナ施設や自宅でもロウリュを楽しめる環境が整ってきており、IESAUNA(家庭用サウナ) や、IRORI(国産電気式ストーブ) のような本格的な家庭用サウナ製品でも、安全にロウリュが可能です。

 

ロウリュをすると「体感温度は上がる」が「室温は下がる」理由

ロウリュ直後にサウナ室温が下がるイメージ図

 

気化熱の作用で熱が奪われる

ロウリュによって水が蒸発する際、サウナストーンの表面から気化熱によって熱が奪われ、室温が一時的に下がる現象が起きます。

湿度が上がることで体感温度が急上昇する

一方で湿度が上がることにより、空気中の熱が肌に直接伝わりやすくなり、体感温度は上昇します。
この「熱くなったように感じる」という錯覚が、ロウリュの魅力でもあります。

 

ロウリュのやりすぎは逆効果?注意すべき3つの落とし穴

1. サウナストーンの蓄熱が失われる

頻繁なロウリュはストーンの熱を奪い、蒸気の出力が弱くなってしまいます

2. 室温が下がり、"ぬるいサウナ"に

「熱くしたい」と思って何度もロウリュすることで、逆にサウナ全体の温度が低下してしまうという落とし穴も。

3. ストーブやストーンへのダメージ

高頻度のロウリュによってストーンにクラック(ひび)が入ったり、ストーブの故障が発生する場合もあるので要注意。

 

正しいロウリュの頻度と方法

  • ロウリュは5〜10分に1~2回が理想
  • 1回の水量は柄杓1杯(約100〜200ml)まで
  • ストーンに熱がしっかり戻るまで時間を置く

これらを守ることで、サウナストーンの温度を維持しながら、蒸気の質も高い状態で保つことができます。

ロウリュの適切な頻度と水量を示したイラスト

ロウリュにおすすめのアロマと活用方法

香りを楽しみながら癒されるロウリュには、アロマウォーターや精油の使用がおすすめです。
代表的な香りとその効果:

  • 🌿 ペパーミント:清涼感、呼吸を深く
  • 🌲 ユーカリ:抗菌・抗炎症作用
  • 🍋 レモングラス:リフレッシュ効果

※ アロマオイルは必ず水で薄めてから使用しましょう。

 

まとめ|ロウリュは"適量"が一番効く!

ロウリュは、正しく使えばサウナの魅力を何倍にも高めてくれる手法です。
ただし、頻度・水量・ストーンの状態をしっかり意識することが重要です。

熱いだけじゃない、"ととのう"サウナを作るのはあなたのロウリュ次第。
家庭でも本格的なロウリュを楽しみたい方は、ぜひIESAUNAの製品一覧をご覧ください。
あなたにとって最適なサウナ環境が、きっと見つかります。

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