COLUMN

サウナで汗をかきやすくなる?汗をかくことの効果と良い汗をかく方法

サウナで汗をかきやすくなる?汗をかくことの効果と良い汗をかく方法

2024.09.04

サウナブームが到来し、多くの人がサウナで汗をかいています。汗をかくことは健康に良いといわれていますが、実は汗には良い汗と悪い汗があります。 ここでは、汗をかくことで得られる効果と併せて、良い汗をかきやすくなる方法をご紹介しますので、汗をかきにくい人はぜひ参考にしてください。

サウナで汗をかきやすくなる?汗をかくことの効果と良い汗をかく方法

2024.09.04

サウナブームが到来し、多くの人がサウナで汗をかいています。汗をかくことは健康に良いといわれていますが、実は汗には良い汗と悪い汗があります。 ここでは、汗をかくことで得られる効果と併せて、良い汗をかきやすくなる方法をご紹介しますので、汗をかきにくい人はぜひ参考にしてください。

【サウナ】ロウリュとは?正しい方法と効果を紹介

【サウナ】ロウリュとは?正しい方法と効果を紹介

2024.09.03

サウナ好きの人なら「ロウリュ」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。ロウリュとは、熱したサウナストーンに水を掛けて蒸気を発生させる、フィンランドの入浴方法です。ここでは、ロウリュの種類や期待できる効果など、ロウリュの基礎知識をご紹介します。

【サウナ】ロウリュとは?正しい方法と効果を紹介

2024.09.03

サウナ好きの人なら「ロウリュ」という言葉を耳にしたことがあるかと思います。ロウリュとは、熱したサウナストーンに水を掛けて蒸気を発生させる、フィンランドの入浴方法です。ここでは、ロウリュの種類や期待できる効果など、ロウリュの基礎知識をご紹介します。

自宅サウナには電気ストーブがおすすめ!選び方とメンテナンス

自宅サウナには電気ストーブがおすすめ!選び方とメンテナンス

2024.08.08

自宅にサウナストーブを設置し、おうちサウナを楽しむ人が増えています。サウナストーブにはさまざまな種類がありますが、自宅サウナには電気ストーブがおすすめです。電気ストーブには、「設置が簡単」「火を使わないので安全」「ランニングコストが安い」など、たくさんのメリットがあります。ここでは、サウナストーブの選び方やメンテナンス方法から、設置の注意点やおすすめのストーブまで徹底解説します。

自宅サウナには電気ストーブがおすすめ!選び方とメンテナンス

2024.08.08

自宅にサウナストーブを設置し、おうちサウナを楽しむ人が増えています。サウナストーブにはさまざまな種類がありますが、自宅サウナには電気ストーブがおすすめです。電気ストーブには、「設置が簡単」「火を使わないので安全」「ランニングコストが安い」など、たくさんのメリットがあります。ここでは、サウナストーブの選び方やメンテナンス方法から、設置の注意点やおすすめのストーブまで徹底解説します。

家庭用サウナのメリット&デメリットを把握すれば後悔なく選べる

家庭用サウナのメリット&デメリットを把握すれば後悔なく選べる

2024.07.25

一大ブームとなっているサウナを、自宅でも楽しみたいと考えたことがありませんか? 自宅にサウナがあれば、人目が気にならないプライベート空間で、いつでも好きなタイミングでサウナを楽しめます。ただし、日本の住宅では実現するハードルが高い傾向があるため、どのようなデメリットがあるのか気になる方も多いでしょう。今回は、家庭用サウナのメリット・デメリットと併せて、家庭用サウナを後悔なく選ぶポイントについてご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。 家庭用サウナのメリット 家庭用サウナには、多くのメリットがあります。中でも、特に知っておきたい5つのメリットを解説します。 いつでも好きなタイミングで整える 家庭用サウナの最大のメリットともいえるのが、いつでも好きなタイミングで整えることです。最近では、24時間営業のサウナ施設も多くありますが、郊外にあったり、深夜料金を設定していたりと、気軽に利用するにはハードルが高いでしょう。一方家庭用サウナには、サウナ施設のような営業時間や定休日はありません。休日でも深夜でも、思い立ったらいつでもサウナに入れます。 長く使えばお得に利用できる 家庭用サウナを設置する際には初期費用がかかりますが、長く使えばお得に利用できるメリットがあります。サウナ施設は当然ながら、利用するたびに毎回料金がかかります。昔ながらの銭湯にあるサウナであれば500円ほどで利用できますが、スーパー銭湯の場合は2000円ほどかかることが一般的です。さらに、サウナ施設が近くにない場合は、店舗に行くための交通費も必要です。家庭用サウナであれば、利用料金を気にすることはありません。毎日朝と夜の2回サウナに入るなど、自由に楽しめます。導入する際には大きな費用がかかる場合もありますが、使えば使うほど1回当たりのコストは低くなります。頻繁にサウナを利用する方には、家庭用サウナのメリットは大きいでしょう。 混雑しない 家庭用サウナは完全なプライベート空間なので、利用者であふれかえって混雑するようなことはありません。夜や週末などの時間・曜日でも、混雑を気にせずにサウナを一人独り占めできます。昨今のサウナブームにより、多くのサウナ施設がにぎわっており、週末には待ち時間が発生することもよくあります。混雑している状況では、「サウナ→水風呂→外気浴」の流れがうまくいかずに、水風呂に入れずに体が冷えてしまったり、ゆっくり外気浴できずに整えなかったりするでしょう。家庭用サウナであれば、混雑することがないため、いつでも自分のペースで整えます。 好きな温度に設定できる 家庭用サウナのメリットとして、体調や気分に合わせて、好きな温度に設定できることが挙げられます。サウナ施設の場合、サウナ室の室温は一定に決められているため、暑かったり逆に暑さが足りなかったりしても、我慢して利用するしかありません。また、人の出入りや換気、マットの交換などのタイミングで、室温が下がってしまうこともあります。家庭用サウナであれば、体調や気分に合わせて自由に温度を設定できるため、いつでも快適にサウナを楽しめます。 自由にサウナを楽しめる 家庭用サウナは、タブレットを持ち込んで映画を観たり、スマホで音楽を聴いたりと、自由な入り方ができることもメリットです。サウナ施設では、電子機器や飲食物などの持ち込みはできません。しかし家庭用サウナは、寝転んで入ったり、水分を補給しながら入ったりと、サウナ施設の禁止行為を気にすることなく、自分の好みのスタイルで自由に入れます。サウナをより楽しむなら、明るさや香りにもこだわってみましょう。 家庭用サウナのデメリット メリットだらけの家庭用サウナにも、多少のデメリットがあります。家庭用サウナを導入して後悔しないためにも、デメリットも確認しておきましょう。 設置するハードルが高い 家庭用サウナを楽しむには、サウナ・水風呂・外気浴のスペースが必要となるため、日本の住宅事情では設置するハードルが高くなるデメリットがあります。また家庭用サウナを設置するスペースがあっても、アパートやマンションなどの賃貸住宅では、契約内容や管理規約によってはサウナが設置できない場合もあるため注意が必要です。 使用しないときにはコンパクトに収納できる家庭用サウナもありますが、収納する場所も確保しなければなりません。設置・収納するスペースを容易に確保できないことが、家庭用サウナのデメリットです。 初期費用が高い メリットでご紹介した通り、家庭用サウナは長い目で見ると、サウナ施設に通うよりもお得になる可能性があります。一方で、導入する際には、ある程度の初期費用がかかります。人気の簡易的なテントサウナでも数十万円~、本格的なサウナならリフォームに数百万円はかかるでしょう。最終的にはお得になると分かっていても、まとまった初期費用がかかってしまうことがデメリットといえます。 水風呂を確保しにくい 家庭用サウナのデメリットとして挙げられるのが、水風呂の確保のしにくさです。もちろんお風呂を水風呂として使えますが、水風呂として使っている間は、他の家族はお風呂に入れません。また、水温も冬場は冷たいですが、夏場は外気温に釣られて高くなってしまうため、サウナ施設のようなキンキンに冷えた水風呂の気持ち良さは味わえないでしょう。 お手入れは自分で 家庭用サウナは、掃除やメンテナンスなどのお手入れを自分でやらなくてはなりません。サウナは汗や皮脂の汚れが付きやすく、カビの温床になりやすい特徴があります。使用後の換気や掃除だけではなく、定期的なメンテナンスも必要です。サウナ施設であればスタッフがやってくれますが、家庭用サウナでは自分でお手入れしなければならないデメリットがあります。 日本の法規制に適合しているかチェックが必要 最近ではさまざまな家庭用サウナが販売されていますが、中には日本の法規制に適合していない商品も出回っているため注意が必要です。特に、海外製のサウナは、日本の消防法の基準をクリアしているかのチェックが欠かせません。また、電気式のサウナストーブでは、PES認証を受けていない商品も販売されています。日本の法規制に適合していない家庭用サウナは、使用中にトラブルが発生する可能性もあるため、購入前にしっかりと確認しましょう。 家庭用サウナを後悔なく選ぶポイント 家庭用サウナは数十万円~と高額なので、導入する際には慎重に選ぶ必要があります。家庭用サウナを後悔なく選ぶための、3つのポイントをご紹介します。 求める環境に合った家庭用サウナを選ぶ 家庭用サウナ選びで最も重要なポイントが、自分が求める環境に合った家庭用サウナを選ぶことです。サウナと一口にいっても、乾式サウナ・湿式サウナ、高温サウナ・低温サウナ、テント型・ボックス型・リフォーム型など、さまざまな種類があります。特徴やメリット・デメリットはそれぞれ異なるため、違いを確認しておくことが大切です。...

家庭用サウナのメリット&デメリットを把握すれば後悔なく選べる

2024.07.25

一大ブームとなっているサウナを、自宅でも楽しみたいと考えたことがありませんか? 自宅にサウナがあれば、人目が気にならないプライベート空間で、いつでも好きなタイミングでサウナを楽しめます。ただし、日本の住宅では実現するハードルが高い傾向があるため、どのようなデメリットがあるのか気になる方も多いでしょう。今回は、家庭用サウナのメリット・デメリットと併せて、家庭用サウナを後悔なく選ぶポイントについてご紹介しますので、ぜひチェックしてみてください。 家庭用サウナのメリット 家庭用サウナには、多くのメリットがあります。中でも、特に知っておきたい5つのメリットを解説します。 いつでも好きなタイミングで整える 家庭用サウナの最大のメリットともいえるのが、いつでも好きなタイミングで整えることです。最近では、24時間営業のサウナ施設も多くありますが、郊外にあったり、深夜料金を設定していたりと、気軽に利用するにはハードルが高いでしょう。一方家庭用サウナには、サウナ施設のような営業時間や定休日はありません。休日でも深夜でも、思い立ったらいつでもサウナに入れます。 長く使えばお得に利用できる 家庭用サウナを設置する際には初期費用がかかりますが、長く使えばお得に利用できるメリットがあります。サウナ施設は当然ながら、利用するたびに毎回料金がかかります。昔ながらの銭湯にあるサウナであれば500円ほどで利用できますが、スーパー銭湯の場合は2000円ほどかかることが一般的です。さらに、サウナ施設が近くにない場合は、店舗に行くための交通費も必要です。家庭用サウナであれば、利用料金を気にすることはありません。毎日朝と夜の2回サウナに入るなど、自由に楽しめます。導入する際には大きな費用がかかる場合もありますが、使えば使うほど1回当たりのコストは低くなります。頻繁にサウナを利用する方には、家庭用サウナのメリットは大きいでしょう。 混雑しない 家庭用サウナは完全なプライベート空間なので、利用者であふれかえって混雑するようなことはありません。夜や週末などの時間・曜日でも、混雑を気にせずにサウナを一人独り占めできます。昨今のサウナブームにより、多くのサウナ施設がにぎわっており、週末には待ち時間が発生することもよくあります。混雑している状況では、「サウナ→水風呂→外気浴」の流れがうまくいかずに、水風呂に入れずに体が冷えてしまったり、ゆっくり外気浴できずに整えなかったりするでしょう。家庭用サウナであれば、混雑することがないため、いつでも自分のペースで整えます。 好きな温度に設定できる 家庭用サウナのメリットとして、体調や気分に合わせて、好きな温度に設定できることが挙げられます。サウナ施設の場合、サウナ室の室温は一定に決められているため、暑かったり逆に暑さが足りなかったりしても、我慢して利用するしかありません。また、人の出入りや換気、マットの交換などのタイミングで、室温が下がってしまうこともあります。家庭用サウナであれば、体調や気分に合わせて自由に温度を設定できるため、いつでも快適にサウナを楽しめます。 自由にサウナを楽しめる 家庭用サウナは、タブレットを持ち込んで映画を観たり、スマホで音楽を聴いたりと、自由な入り方ができることもメリットです。サウナ施設では、電子機器や飲食物などの持ち込みはできません。しかし家庭用サウナは、寝転んで入ったり、水分を補給しながら入ったりと、サウナ施設の禁止行為を気にすることなく、自分の好みのスタイルで自由に入れます。サウナをより楽しむなら、明るさや香りにもこだわってみましょう。 家庭用サウナのデメリット メリットだらけの家庭用サウナにも、多少のデメリットがあります。家庭用サウナを導入して後悔しないためにも、デメリットも確認しておきましょう。 設置するハードルが高い 家庭用サウナを楽しむには、サウナ・水風呂・外気浴のスペースが必要となるため、日本の住宅事情では設置するハードルが高くなるデメリットがあります。また家庭用サウナを設置するスペースがあっても、アパートやマンションなどの賃貸住宅では、契約内容や管理規約によってはサウナが設置できない場合もあるため注意が必要です。 使用しないときにはコンパクトに収納できる家庭用サウナもありますが、収納する場所も確保しなければなりません。設置・収納するスペースを容易に確保できないことが、家庭用サウナのデメリットです。 初期費用が高い メリットでご紹介した通り、家庭用サウナは長い目で見ると、サウナ施設に通うよりもお得になる可能性があります。一方で、導入する際には、ある程度の初期費用がかかります。人気の簡易的なテントサウナでも数十万円~、本格的なサウナならリフォームに数百万円はかかるでしょう。最終的にはお得になると分かっていても、まとまった初期費用がかかってしまうことがデメリットといえます。 水風呂を確保しにくい 家庭用サウナのデメリットとして挙げられるのが、水風呂の確保のしにくさです。もちろんお風呂を水風呂として使えますが、水風呂として使っている間は、他の家族はお風呂に入れません。また、水温も冬場は冷たいですが、夏場は外気温に釣られて高くなってしまうため、サウナ施設のようなキンキンに冷えた水風呂の気持ち良さは味わえないでしょう。 お手入れは自分で 家庭用サウナは、掃除やメンテナンスなどのお手入れを自分でやらなくてはなりません。サウナは汗や皮脂の汚れが付きやすく、カビの温床になりやすい特徴があります。使用後の換気や掃除だけではなく、定期的なメンテナンスも必要です。サウナ施設であればスタッフがやってくれますが、家庭用サウナでは自分でお手入れしなければならないデメリットがあります。 日本の法規制に適合しているかチェックが必要 最近ではさまざまな家庭用サウナが販売されていますが、中には日本の法規制に適合していない商品も出回っているため注意が必要です。特に、海外製のサウナは、日本の消防法の基準をクリアしているかのチェックが欠かせません。また、電気式のサウナストーブでは、PES認証を受けていない商品も販売されています。日本の法規制に適合していない家庭用サウナは、使用中にトラブルが発生する可能性もあるため、購入前にしっかりと確認しましょう。 家庭用サウナを後悔なく選ぶポイント 家庭用サウナは数十万円~と高額なので、導入する際には慎重に選ぶ必要があります。家庭用サウナを後悔なく選ぶための、3つのポイントをご紹介します。 求める環境に合った家庭用サウナを選ぶ 家庭用サウナ選びで最も重要なポイントが、自分が求める環境に合った家庭用サウナを選ぶことです。サウナと一口にいっても、乾式サウナ・湿式サウナ、高温サウナ・低温サウナ、テント型・ボックス型・リフォーム型など、さまざまな種類があります。特徴やメリット・デメリットはそれぞれ異なるため、違いを確認しておくことが大切です。...

自宅サウナで始める効果的な熱中症対策 - 【サウナードクター解説】

自宅サウナで始める効果的な熱中症対策 - 【サウナードクター解説】

2024.07.20

近年、日本の夏はますます過酷になっています。猛暑日が増え、熱中症のリスクも高まっています。このような状況下で、私たちはどのように身を守ればよいのでしょうか。実は、意外な対策方法として注目されているのが「サウナ」です。特に「自宅サウナ」や「家庭用サウナ」の利用が、熱中症対策に効果的だと言われています。 本コラムでは、サウナと熱中症対策の関係性、自宅サウナの導入メリット、そして効果的な使用方法について、サウナギアを展開している「madsaunist」のボードメンバーでサウナドクターとして活動されている現役医師のYsK(ヨースケ)氏の解説を加えて、詳しく紹介していきます。   1.サウナと熱中症対策の意外な関係   サウナと聞くと、むしろ熱中症のリスクが高まるのではないかと思う方もいるかもしれません。しかし、適切な方法でサウナを利用することで、体の暑熱順化が促進され、結果として熱中症に強い体質を作ることができるのです。 1.1 暑熱順化(しょねつじゅんか) 暑熱順化とは、 高温環境に繰り返しさらされることで、体が暑さに慣れることです。この過程で、以下のような変化が体内で起こります: 発汗量の増加 皮膚血流量の増加 心拍数の低下 体温上昇の抑制 これらの効果により、日常生活での暑さへの耐性が付き、結果として熱中症のリスクを低減することができます。 定期的にサウナを利用することでも、体は徐々に高温に慣れ、熱順化が進むと言われています。サウナによる熱中症対策効果の詳しいポイントや事例をサウナードクターのYsK氏に伺っていきましょう。   1.2 サウナによる暑熱順化の促進(YsK解説) 東京オリンピックやカタールワールドカップなど、暑い環境で開催されるスポーツイベントが近年多く執り行われている中で、熱ストレス環境下での運動パフォーマンスに関する研究が活発化しています。 暑い環境での運動では、発汗が増加することで脱水傾向になり、心血管系への変化を介して、最大酸素消費量(VO 2 max)の減少(≒全身持久力の低下)を引き起こします。また、運動中の代謝の変化によって競技中の疲労の増加につながると言われています。近年これらの身体的変化を少しでも抑制する方法として暑熱順化が注目されています。 継続的な暑熱環境下のトレーニングによって起こる生理的な適応を暑熱順化といい(能動的暑熱順化),この適応によって心拍数の低下,運動時の深部体温の急な上昇の予防,疲労度の低下,発汗開始までにかかる時間の減少,発汗によって失われる電解質(≒塩分などのミネラル分)の減少,発汗量の増加,血漿量(≒血液量)の増加などの変化が期待できます。( Sports Med Auckl NZ, 12 (5)...

自宅サウナで始める効果的な熱中症対策 - 【サウナードクター解説】

2024.07.20

近年、日本の夏はますます過酷になっています。猛暑日が増え、熱中症のリスクも高まっています。このような状況下で、私たちはどのように身を守ればよいのでしょうか。実は、意外な対策方法として注目されているのが「サウナ」です。特に「自宅サウナ」や「家庭用サウナ」の利用が、熱中症対策に効果的だと言われています。 本コラムでは、サウナと熱中症対策の関係性、自宅サウナの導入メリット、そして効果的な使用方法について、サウナギアを展開している「madsaunist」のボードメンバーでサウナドクターとして活動されている現役医師のYsK(ヨースケ)氏の解説を加えて、詳しく紹介していきます。   1.サウナと熱中症対策の意外な関係   サウナと聞くと、むしろ熱中症のリスクが高まるのではないかと思う方もいるかもしれません。しかし、適切な方法でサウナを利用することで、体の暑熱順化が促進され、結果として熱中症に強い体質を作ることができるのです。 1.1 暑熱順化(しょねつじゅんか) 暑熱順化とは、 高温環境に繰り返しさらされることで、体が暑さに慣れることです。この過程で、以下のような変化が体内で起こります: 発汗量の増加 皮膚血流量の増加 心拍数の低下 体温上昇の抑制 これらの効果により、日常生活での暑さへの耐性が付き、結果として熱中症のリスクを低減することができます。 定期的にサウナを利用することでも、体は徐々に高温に慣れ、熱順化が進むと言われています。サウナによる熱中症対策効果の詳しいポイントや事例をサウナードクターのYsK氏に伺っていきましょう。   1.2 サウナによる暑熱順化の促進(YsK解説) 東京オリンピックやカタールワールドカップなど、暑い環境で開催されるスポーツイベントが近年多く執り行われている中で、熱ストレス環境下での運動パフォーマンスに関する研究が活発化しています。 暑い環境での運動では、発汗が増加することで脱水傾向になり、心血管系への変化を介して、最大酸素消費量(VO 2 max)の減少(≒全身持久力の低下)を引き起こします。また、運動中の代謝の変化によって競技中の疲労の増加につながると言われています。近年これらの身体的変化を少しでも抑制する方法として暑熱順化が注目されています。 継続的な暑熱環境下のトレーニングによって起こる生理的な適応を暑熱順化といい(能動的暑熱順化),この適応によって心拍数の低下,運動時の深部体温の急な上昇の予防,疲労度の低下,発汗開始までにかかる時間の減少,発汗によって失われる電解質(≒塩分などのミネラル分)の減少,発汗量の増加,血漿量(≒血液量)の増加などの変化が期待できます。( Sports Med Auckl NZ, 12 (5)...

サウナにメリットはあるの?得られるメリット11選と注意すべきデメリット

サウナにメリットはあるの?得られるメリット11選と注意すべきデメリット

2024.07.11

サウナには、「体に良い」「美容やダイエットに効果がある」などのイメージがありますが、実際にはどのようなメリットがあるのか、気になる方も多いのではないでしょうか? サウナには多くのメリットがある一方、正しい入り方をしないと、具合が悪くなるなどのデメリットもあります。 今回は、サウナで得られるメリット・デメリットと併せて、正しい入り方や効果的に活用する方法など、サウナを楽しむ前に知っておきたい基礎知識をご紹介します。

サウナにメリットはあるの?得られるメリット11選と注意すべきデメリット

2024.07.11

サウナには、「体に良い」「美容やダイエットに効果がある」などのイメージがありますが、実際にはどのようなメリットがあるのか、気になる方も多いのではないでしょうか? サウナには多くのメリットがある一方、正しい入り方をしないと、具合が悪くなるなどのデメリットもあります。 今回は、サウナで得られるメリット・デメリットと併せて、正しい入り方や効果的に活用する方法など、サウナを楽しむ前に知っておきたい基礎知識をご紹介します。