「毎日でもサウナに入りたい!」というサウナ好きの方から人気を集めているのが、自宅に設置できる1人用サウナです。自宅にサウナがあれば、いつでも好きな時間にサウナを楽しめます。
ここでは、1人用サウナ選びのポイントから、サイズと室内の広さのバランス、値段と設置費用、おすすめのサウナまでご説明しますので、ぜひ参考にしてください。
そもそも1人用サウナとは?
1人用サウナとはその名前のとおり、1人で利用するためのサウナです。「1人用サウナ」というサウナの種類が存在しているのではなく、1人専用のスペースがあることから、1人用サウナと呼ばれています。
スーパー銭湯やサウナ施設に併設されているサウナは業務用で、数人や数十人などの大人数での利用を目的にしており、スペースも広く設計されています。一方、1人用サウナは、スーパー銭湯やサウナ施設内の個室、自宅などに設置されており、1人だけでの利用を想定しているため、コンパクトに設計されていることが特徴です。
昨今のサウナブームに伴い、1人用サウナを設置する施設が増えています。大人数が一度に利用できる従来のサウナは、マナーや施設のルールに従わなければならないため、思うようにサウナを楽しめないと感じる方が増えているからです。
1人用サウナであれば、周囲の人に気を遣うことなく、自分だけの空間で自分のペースでサウナを楽しめることが、1人用サウナが人気を集めている理由です。
1人用サウナの魅力
1人用サウナにはさまざまな魅力があります。
・サイズがコンパクト
コンパクトに設計されている1人用サウナは、限られたスペースでも設置可能です。大規模なリフォームをしなくても、自宅に簡単に設置できます。
・メンテナンスが簡単にできる
コンパクトな1人用サウナは、毎日のお手入れや定期的なメンテナンスを簡単にできます。万が一、故障などのトラブルが起きた際にも、サイズが小さいため対応しやすいことが魅力です。
・ランニングコストを抑えられる
1人用サウナはサイズが小さいため、電気代やガス代などが業務用サウナほどかかりません。導入する際に費用がかかっても、ランニングコストを抑えられるため、長い目で見ればコストパフォーマンスは高いでしょう。
・プライベートな空間でいつでもサウナを楽しめる
自宅に1人用サウナがあれば、営業時間などを気にせず、いつでもサウナを楽しめます。また、プライベートな空間なので、好きな音楽をかけたり動画を見たりと、サウナ時間を満喫できます。
1人用サウナ選びのポイント
1人用サウナ選びでもっとも重要なポイントが、ストーブの種類です。ストーブにはいくつかの種類があり、扱いやすさや温度など、異なる点がたくさんあります。
電気式遠赤外線ストーブ
1人用サウナに多いのが、比較的安価な電気式遠赤外線ストーブです。遠赤外線を放射して室内を温めるため、温度は60℃前後と低めです。
電気式対流ストーブ
電気式対流ストーブは、熱したサウナストーンの輻射熱によって室内を温めます。温度は80~100℃前後と高く、ロウリュができるストーブを選べば、施設と同じようにサウナを楽しめます。
自宅でも本格的にサウナを楽しみたい人におすすめです。
薪ストーブ
木材を燃やして室内を温める薪ストーブは、電源が不要ですが煙が発生するため、自宅用サウナとしては不向きです。薪の確保や温度調整が難しく、消防法や建築基準法によって厳しく規制がかけられているため、自宅に設置するのは容易ではありません。
気になるサイズと室内の広さのバランス
コンパクトな1人用のサウナでも、設置するにはある程度のスペースが必要です。一般的な1人用サウナであれば、0.5帖ほどのスペースがあれば設置できますが、室内の広さもチェックしておかなければなりません。
また、マンションやアパートなどの集合住宅では、サウナの設置に関係各所の同意が必要です。
狭すぎると圧迫感がありくつろげない
コンパクトさを重視して選んでしまうと、サウナ室内の狭さに圧迫感を覚え、サウナを十分に楽しめなくなる恐れがあります。
2人用のサウナは設置場所の確保が難しい
2人用サウナであれば、1帖ほどのスペースがあるため、サウナ室内でもゆったりとくつろげるでしょう。ただし、室内の広さを重視して選ぶと、当然ながらサウナ本体のサイズも大きくなります。
サウナ選びでは、設置スペースと室内の広さとのバランスが重要です。
サウナの設置には関係各所への確認が必要
マンションやアパートなどの集合住宅でサウナを設置するには、大家や管理会社、管理組合や消防署への確認が必要です。同意や許可が得られなければ、1人用サウナであっても設置できません。
1人用サウナの値段と設置費用
1人用サウナにはさまざまな種類があり、値段もピンからキリまであります。ただし、値段とクオリティは比例しており、低価格過ぎるとクオリティが低くて満足できない可能性もあるため、値段だけを重視して選ぶことは避けましょう。
1人用サウナの設置費用の目安をご紹介します。
屋内設置型
自宅用のサウナとして選ばれることが多いのが、屋内設置型のサウナです。屋内設置型サウナは、ドライサウナ・遠赤外線サウナの2種類が主流となっています。
リビングや書斎などの空いたスペースに、ボックス型のサウナを設置することが一般的です。賃貸のマンションやアパートから一戸建てまで、幅広い住宅に設置できます。
工事が不要で、室内に置くだけで設置できることから、「据え置き型」とも呼ばれています。自分で組み立てられるものも多く、スペースと電源さえあればよいため、設置場所を選びません。
屋内設置型の費用の目安は、ドライサウナが100万円~、遠赤外線サウナが30万円~です。60℃ほどの比較的低い温度しか設定できない遠赤外線サウナに対し、ドライサウナは100℃ほどの高温が設定できるため、サウナ本体の値段も高くなります。
屋外設置型
マンションのベランダや一戸建ての庭に設置されることが多いのが、屋外設置型サウナです。テントサウナやバレルサウナ、ログサウナなどの種類があります。
・テントサウナ
テントサウナは、耐熱性のテントの中にサウナストーブを設置してテント内を温めます。持ち運びができるため、一戸建ての庭やマンションのベランダだけではなく、アウトドアイベントやキャンプなどでも手軽に楽しめることが魅力です。
費用の目安は20万円~ですが、本格的なものになると値段も高くなります。
・バレルサウナ
バレルとは「樽」のことで、樽を横に寝かしたような円筒形をしています。フィンランドで伝統的に親しまれており、室内を早く温められ、温度が均一になりやすいのが特徴です。
耐久性が高く、一戸建ての庭や別荘の敷地のほか、アウトドア施設でも利用されています。費用の目安は100万円~です。
・ログサウナ
ログサウナは丸太を積み上げて作られたサウナ小屋です。ログハウスのような見た目をしており、自然の素材を生かした温かみのある空間でサウナを楽しめます。
本格的な造りのため、一戸建ての庭や別荘の敷地に設置するには、ある程度のスペースが必要です。費用の目安は150万円~です。
自宅での1人用サウナなら安心の修理対応製品を選ぼう
自宅で施設のような質の高いサウナを楽しむなら、電気式対流ストーブがおすすめです。ロウリュにも対応しているストーブを選ぶことで、自宅にいながら本格的なサウナを楽しめます。
電気式対流ストーブはさまざまなメーカーが販売していますが、重視すべきは値段だけではありません。自宅での1人用サウナは、修理対応製品を選びましょう。
修理対応製品であれば、故障時にも迅速に修理してもらえるため、壊れても新品を買い直す必要がありません。長期的に見てコストを節約できるだけではなく、環境にもやさしいメリットがあります。
IESAUNAの「IRORI」は、国内部品・国内製造を徹底することで、丈夫なつくりと万全のアフターフォローを実現しています。従来の商品は、故障してしまうと買い替えが必要になったり、修理に時間がかかったりするという不安点がありましたが、IRORIは国内ですぐに修理対応も可能です。
メーカーのサポートが受けられるため、安心してご使用していただけます。
まとめ
1人用サウナにはサウナ施設のような開放感はありませんが、自分好みの環境で自分だけの空間を楽しめる点が大きなメリットです。温度や湿度を自分好みに設定したり、好きな音楽を聴けたりするため、自分にぴったりのリラックス空間でサウナを満喫できます。
IESAUNAの「IRORI」は、100℃まで発熱可能です。サウナストーンは40kgまで積載できるため、しっかりとしたロウリュを楽しめます。
故障の多い安価な海外製品と異なる高い耐久性が特徴で、多くのサウナーにも選ばれています。自宅で本格的にサウナを楽しむなら、ぜひIRORIをお選びください。